2011年03月06日

バトンを受け継ぐ

去る3月1日に北六甲教会の創設のときからの中心であったS野T實さんが天に召されました。昨年より体調を崩しておられたのですが、突然のことに教会に大きな衝撃が走りました。私のこの件に関して記事にすべきか悩みましたが、やっと少し気持ちが落ち着いてきたので今の心境を書いてみようと思います。
T實さんに対する私の印象は、すごいことをすごくないように普通にしている人、というのが一番あっているかもしれません。普通の人なのに、よーく考えてみたら私にはとても出来ないことを普通のことしてやっている。決して無理をしているのではなく、その人にとってはそれがごく自然のことのように見える。そんな人でした。
T實さんの働きは教会だけではありません。社会福祉関係では現場を大事にされながらも、後進の指導をしっかりとされる。本当に細かいところにまで配慮される方でした。葬儀の日には多くの社会福祉関係の同僚や後輩たちが来られ、彼女がいかに多くの方に慕われていたのかを感じさせられました。
T實さんは近年「安心ノート」という老い支度の準備のためのノートを作成されていました。これはいざという時に残された人が困らないようにということはもちろんですが、このノートを作成することで今の自分を見つめなおすことが出来るようになっています。内容を簡単に紹介しますと(これは教会員向けに作られたもので、一般向けのもあります)

 1.私のこと      自分のプロフィール等です
 2.緊急連絡先     そのものです
 3.医療関係連絡先   そのものです
 4.介護保険      担当者他
 5.私のしてほしいこと 本人の意思確認が出来ないときのために
 6.私の望む葬儀    葬儀の具体的内容
 7.私の財産      もめないように
 8.遺産        遺産相続に関して
 9.お墓        どこにはいるのか
10.私からのメッセージ 伝えたいことがあれば

といったものです。まだ遺族の方の許可を得ておりませんのでこれ以上詳しくは紹介できませんが、いずれ紹介できればと思っています。

もうひとつT實さんに関して思うことは意思の強い人ということです。自分がこうだと思ったことに本当にまっすぐに進んでいく人でした(私よりもっと親しい人には違う面も見せておられるとは思うのですが)。今回も自分の病気と向かい合い、自分がどう生きたいのかを考え実行されていたように思います。


このような方を天に送った私たちは彼女の残したものにすがるのではなく、バトンをしっかりと受け止め、次の人へ渡すまで、精一杯がんばらねばと思うのです。(でも、あんまり気合を入れすぎると、無理をしては続かないわよ、自分に応じた役割をしっかりすればいいと思うわよ、って声が聞こえそうな気がします)

取り留めの無い文で申し訳ありません。今の心境でした。
posted by kuma at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ひとりごと | 更新情報をチェックする
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